海へ還る・・・。その水先案内をするのは私達です。

スクーバという重い道具から身体を解き放ち、身一つで自由に海の深淵を目指す。

フリーダイビングは海の息吹や鼓動を肌で、心で感じることのできるいわば水中のスポーツです。

しかし、スクーバダイビングやスノーケリングを指導する機関はあっても、フリーダイビングの指導

機関はないのが日本のダイビング事情でした。

アプネア・アカデミー・アジアは、世界のフリーダイバーの頂点に立つウンベルト・ペリッツァー

リが主宰するアプネア・アカデミー(所在地 イタリア・サルディニア島サンタ・テレーザ・ガルー

ラ)の正式な姉妹校として発足した東洋初のフリーダイビング指導機関です。

日本では、イタリア本校のシーマンズシップ、指導方針に則り、ホスピタリティとボランタリティに

優れたフリーダイビングインストラクターを養成するとともに、フリーダイビングを文化的スポーツ

としての振興を目指します。

アプネア・アカデミーとは、文字通りアプネアだけを追求する専門機関です。イタリア・サルディニ

ア島に本部を置き、フリーダイビングに代表される水中アクティビティの最先端セオリーとスキルを

教授します。

スクーバダイビングの指導法と技術に関しては、これまで幾度となく重要な検討が繰り返し行われて

きましたが、アプネアに関してはそれが行われることはほとんどなく、たまに行われても、それは重

要と称するにはあまりにも時代遅れのものでしかありませんでした。

世界的なフリーダイバー、ウンベルト・ペリッツァーリと、様々なアプネアスポーツのスペシャリス

ト達によって創設されたアプネアアカデミーでは、最新のノウハウと高い技術によって 培われた指

導により、質の高いアプネア・ダイバーとインストラクターを養成します。

アプネア・アカデミーの講習の目的は、安全に配慮できる良識のあるフリーダイバーを育成すること

にあります。

トレーニング法、呼吸法、リラクゼーション等、理論と技術の両面におけるその時の最新を常 に提

供し、スキルアップのみならず生涯教育としての向上も図っています。 そしてアプネア・アカデミー

の基本精神は独立独歩。どのような指導団体、機関にも迎合することなく独自のスタンスで進化し発

展することです。とはいえ、望まれれば個人、団体問わず 協力を惜しまないのも私達の考え方で

す。

アプネア・アカデミーはアプネア指導を既に行っている団体、あるいはこれから始めようとする団体

への提案、指導も行います。